こんにちは。ラウレア建築工房です!
かなり短い梅雨が終わり、夏本番な天気に早くもお疲れモード全開です。。。
皆さま、熱中症は大丈夫ですか?たくさん水分補給して、暑すぎる夏を乗り越えましょう!
弊社は4月中旬あたりから戸建フルリフォーム現場が入り、長期現場のため継続して慌ただしくしていたのですが、無事に完工・お引き渡しとなり落ち着いたところです。
さて、そんな本日は
最近施工例にも掲載したマンション水廻りリフォームにもでてきた洗面ボウルのお話です。
弊社のリピーター様のご紹介(有難すぎるお話です)で、出会いましたN様
お打合せをさせていただいたのは、はるか昔のお話でして(笑)
着工までデザインや仕様、建材選択にお時間を費やした案件でございました。
始まりはセラトレーディングのCEL531X 洗面ボウル でした。
まずはボウルについて語りたいと思います。

N様がご選択されたこの洗面ボウルは、TOTOの子会社であるセラトレーディングさんの商品。
TOTOさんは、日本のメーカーさんとして知らない人はいないと思いますが、セラトレーディングさんは日本製ではなく、主に輸入品を取り扱っております。
メンテはTOTOの方が対応してくださるので、輸入品でも安心だな。と個人的に思っております。
このボウルの実際のサイズ感や水栓から落ちる水の位置、カウンターのベストな高さをお調べるのに、実物で体感したくなり、南青山にある東京ショールームへ行ってきました。
※特に予約もとらず伺ったのですが、一般のお客様はご予約をとられることをおすすめいたします。
業者の方も、商品に関する詳細説明を希望される場合は、予約がおすすめです。
自由見学はもちろんできるのですが、他のメーカーショールームと違い、お昼休みに「閉館時間」があります。
これを知らなかった私は危うく見そびれてしまう所でした・・・・(←下調べの甘さが露呈されています)
こんな感じでディスプレイされておりました

このディスプレイのカウンター高は約700㎜
予約していないにも関わらず、コーディネーターの方が親切に色々説明してくださり、ボウルを施工するにあたる注意事項を把握。そして最近は少し高めだというカウンターの高さも決定。
弊社でも造作洗面台を製作する際は、オンボウルで750㎜くらい、カウンター一体型で800㎜くらいの高さが多く出ていたのでやはり業界全体そういうった傾向なのですね~
肝心のボウル寸法 カタログで確認済みでしたが、改めて実物見ると「大きい」という印象
オンボウルの中でも大きい方なのでは?と思います。
かなりの存在感です。


そして大切な水栓
今回ディスプレイで使用されていたの水栓は、セラトレーディングさんの水栓で、ボウルとの寸法を鑑みた推奨品
水落の位置により、水跳ねが問題になったりする可能性もあるので、神経を使う所ではあります。
しかしながら
お施主様のN様のご要望は「真鍮色」の壁出し水栓
生憎セラトレーディングさんにはその様な水栓の取り扱いがない・・・・
ショールームでいただいた、洗面ボウルと水栓の位置が示された図面の寸法を元に、適した水栓を探しまくりました
シルバー色なら色々あるのですが、「真鍮色」という事でかなり困難な作業となった事は言うまでもありません。
国内在庫に伴う納期や、価格、スパウトの長さ、などなどの情報をベースに選択したのは
こちら
ミラタップさんのスティック 壁付混合水栓S ブラッシュドゴールド!

最初はLサイズを検討していましたが、スパウトの長さと、カウンターの奥行、そして洗面ボウルの寸法を考えると、Sサイズのスパウト寸法の方が水落の位置に適している。
と職人でもある弊社社長 の判断でSサイズとしました。
結果、大当たり
メーカー推奨の水栓の水落の位置と、同じあたりに落ちてくれたのです。
さすが社長!お見事!



苦労した水栓選択ではございましたが、とても素敵な完成となりました。
ボウルの位置も素晴らしい!!!
今回はボウルと水栓のお話をしましたが、次回は、カウンター部分のお話をしたいと思います。
お楽しみに!!!
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今日もご覧いただきありがとうございました。